2012年12月18日火曜日

人を呪わば、穴二つ。

旧ブログで悪口は善い事じゃないという記事を載せました。

その後日談とも言えないけど、敢えて前回書かなかったエピソード(別件)を加えて「こういう事って本当にある」、という注意喚起の意味も含めて載せたいと思います。

先に断っておきますが、何か変な宗教とか入ってません。
こんなん書いていいかなぁ。
仏教です。曹洞宗。日和見気味だけど。




前回記事内で、あまりに悪口というか罵詈雑言の激しい人について、それ以上は取り合わない事にした、と書きました。
その後、かなり話を歪曲させて捏造して色々吹聴してるらしい。
まぁ。。取り合わないって決めた時点で想像はしてたけど。


所謂「呪い」の正体について。
丑の刻参りってあるでしょ。
白装束の頭にろうそくを立てて、神社とかの木に藁人形を釘で打ち付けるっていうアレ。
時間にして丑の刻(午前2時頃)に誰にも見られずに7日間続けなきゃいけないとか、非現実的な儀式です。

考えてもみてください。
如何な夜中の事とはいえ、そんな目立つ恰好して一週間連続で同じところに出没しては釘を打つ音を響かせている訳ですよ。
夜は音が通るからね。
誰にも気付かれずにやり切れるかどうかなんて分からない。
誰かがこっそり見てるかも知れないし、呪い実行中の本人が見られてるのに気付かないだけって事もある。
見られたら自分に跳ね返って来る。

もちろん、丑の刻参りみたいなものに実際に効果があるかどうかは科学的な実証はされてないみたいだけど(そこまで暇じゃないだろうし)、本人が呪った相手に「呪った事実」を知られる事で相手側が「呪われた」という自己暗示に掛かって本当に悪い事が起きる、という性格のものらしいのです。
2chとかで騒がれてた「コトリバコ」的なものについては知らん。良い子の皆はググらない方がいいよ。ググるなら自己責任でどうぞ。
プラシーボ効果が悪い方に働いたケースという事らしい。


と、いう事は、自分に跳ね返って来るって言うのもそれで説明がつきますね。
どうして昔から「人を呪わば穴二つ」なんて言われているか。
丑の刻参りに関して言うなら相当な手間暇掛けて、それなりに一大決心だと思うんだよね。
自分に返って来てもいいってくらいに相手を憎んでいる。それが怖いんだろうから、見られないようにする。
結局自己暗示に掛かってんじゃん。
それだけの事をやってるからこそ、自分にも何かあったらどうしよう、ってね。



さて、敢えて書かなかった件についてですが、これはもう随分前の話になります。
前の職場にいた時に、そこで働いていたある方が亡くなりました。
そのお通夜での事です。



同僚 (((( ;TДT))))…

私 具合悪い? 顔色が悪いよ。


同僚 (更に無言で)(((((( ;TДT))))))…


ずっとそんな状態でした。


 ここからは、人伝に聞いた話です。

お通夜で異常に震えていた同僚は、亡くなった方の事が嫌いだったそうです。
それで、ネットで呪い代行業者に依頼をしていたとの事。
そしたら、本当に…。

直後、その同僚は会社を辞め、精神を病んでしまったそうです。



私は割と「言霊」って信じてます。
言葉に出すと、良くも悪くもその通りになりやすいという。

悪口とか誹謗中傷は、その意味で呪いの一種みたいなもんだと思います。
相手に口伝えに届く事だってあるでしょう。
実際に私のところにも聞こえてきましたから。

例えば、たくさんの人が夢を求めて買う宝くじ。
3億円当たったら夢みたいだよね。
家を買おう、車を買おう。。色々膨らませる。
その一方で、本当に当たった人達の中で、宝くじが当たった事で身を持ち崩しちゃった人達もいます。
少なくとも私の周りで高額当選した人については良い話を聞きません。
何で宝くじを当てたのに人生が狂うかについて、ある小説の一節に書かれていました。

「富札(江戸時代の宝くじの事)が当たった時だって、それを受け入れるだけの覚悟が必要なんだよ。覚悟もないのに望めば身を持ち崩すんだよ。」


何についても準備が必要だと思うのね。
チャンスがあってそれを掴める時というのは、チャンスを掴む覚悟(準備)がその人の中に出来ていたから。

件の同僚には、人を呪ってその通りになってしまった時の覚悟が出来ていませんでした。
だから恐らく実際に事が起こった時に、その事実を受け入れられなかったんだと思うんです。
呪いの代行業者に依頼した事と現実にその方が亡くなった事についての因果関係は分かりません。
関係ないかも知れないけど。。
それでも呪った事が本当になってしまったら。「死んでしまえ」と言った対象の相手が本当に死んでしまったら、良心が咎める事もなく大手を振って喜べますか?
「あの時あんな事を言ってしまった所為かも知れない」と全く思わずに居られますか?




まぁ、私は大丈夫です。
人の悪口を言う人の大抵は、それまで敵視してなかった相手が当人に背中を向けた時にも、同じようなボキャブラリーしか持ってないもんだから。



 いつでも清く正しくとまではいかないけど、せめてやたら誹謗中傷するのは止めておいた方が無難そうです。





0 件のコメント:

コメントを投稿