2015年8月11日火曜日

映画 「インサイド・ヘッド」

観て来ました。

役所さん目当て。。と激しく悩んだ末の、「インサイド・ヘッド」。


「アナ雪」でさえ観ていない私が、どうしていきなりディズニー映画を観に行ったかというと、予告で色々テレビでも流れてるだろうけど、人の脳内を擬人化して描いているからです。

感情が存在する理由、特にカナシミの存在理由について、深くフォーカスされています。
何となくは感じていたものが、今回どうやって擬人化して映像化されているのかに非常に興味を惹かれて観に行ったのでした。

ネタバレしません。
っていうか。。
もう一回、DVDか何かで考えながら、巻き戻してみたりしながらじっくり観たいと思いました。
というほどに、深いし抽象的でもあるし、分かりにくいところもあります。

子供さん連れのご家族で観に来てた人達が多かったけど、あれって子供達はどう観たんだろう。。







カナシミが人にもたらす影響力、精神の成長には絶対不可欠であって、人との共存にも絶対に必要な存在です。

このブログでも禍福は糾える縄の如し。なんかでも書いてきましたが、ヨロコビとカナシミは二人いつも一緒です。

人が大人になっても、ビンボンは形を変えて、いつでも多少なりとも、或いは複数人、私達の中にいる存在で、興味の対象を外れたものから消えていっているのかも知れません。

劇中では、ライリーの一家が引っ越したことからの出来事になっていますが、人の一生の中で、このサイクルが、恐らく大小合わせれば相当な回数で繰り返されているんだろうと思いました。

思い当たる節を見つけて切なくなったり。。
私も家出しようとしたことあるもんなぁ。。
子供の頃、脱走程度の小さいものなら数知れず^^;


ある時、ストンとこの映画の意味が腑に落ちる瞬間があります。

うん、この映画は失敗じゃなかった。
何となく色々がうまくいかないなぁという人は特に、お勧めしたい一作です。




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