不思議だった話を一つ。

前回記事でリアル友達からお叱りを受けちゃったMegです。
何事かと思ったじゃん（＃ﾟДﾟ）って。


すんませんでした<(_ _)>


いやぁ。。あまりにビックリしたもんで、つい。
出来心です。


代わりにといってはなんですが、昔々の不思議な体験を一つ。
不思議な体験つっても、私がというよりは、友達が体験した話なのですが。。



高校時代のｺﾄです。


当時はガッツリ体育会系運動部だったので、世間の連休にも学校が休みにも一切関わらず、殆ど休みなしで部活の練習に明け暮れるストイックな生活を送っていました。
そんな強くもなかったけどね。


あれは確か、冬休みに入って間もないくらいの頃。
クリスマス近かったかな。


たまたま部活が休みになったある日、同じ部活の友達から「遊ぼうよ～。」と昼前くらいに電話が掛かってきました。


私はその日、若干風邪気味だったのかなぁ。。それに前日までの練習の疲れが出て、遊びに行く気にはどうしてもなれず、「家で寝てる～。」と断りました。


遊ぶって言ってもまだまだ高校時代、しかも田舎の話ですから、学校の周りでダベるか誰かの家でたむろしてるかのどちらかくらいですが。


昼過ぎに友達数人がやっぱり学校近くで待ち合わせて、何となく色々話しながら小腹が空いたというｺﾄで近くのパン屋さんにでも行こうと歩いていると、バス停の近くを歩く私を見つけたそうです。

友達は「あれっ、Meg今日は寝てるって言ってたのに、他の子と遊ぶ約束してんじゃん（ﾒﾟ皿ﾟ）」となり、そこにいた私が友達に気付いていなかったのでそのまま私を尾行したそうな。
そこらへんの悪ノリが高校生だよね。

私はバス停の少し先の角を曲がり、しばらく歩いて行きました。
その先の角をまた曲がったところで、友達は私を見失ったそうです。


友達A　あれ？いない??

友達B　どこかの店にでも入ったのかなぁ??


と、またうろうろしていると、私を見失ったところから少し離れたところでまた私が歩いているのを見つけたそうです。

いなくなってから別のところで現れるまで、短い時間の割に距離があったような気がするとも言ってました。
確かにさっきまで見ていた角度とは反対側の角度のところに私がいる。
瞬間移動??
そんな器用なｺﾄ出来るようになってみたいわ。

しかも、誰かと会うでもなく、ただずっと歩いていたのを見ただけだったと。

友達はその時はそう不思議には思わず、「いたいた♪」とまた尾行。


そんなｺﾄを何度となく繰り返し、誰とも会わない私を尾行するのに飽きてきて解散、それぞれ家に帰ったそうです。



翌日の部活に行った私に友達が詰め寄ってきました。

友達　昨日誘ったのを断ったのに、何であんなところにいたのぉ??

M　???家で寝てたよ?

友達　うそぉ。昨日ｱﾀｼ達○○神社前のバス停でMegを見たから尾行してたんだよ。
　　　　

と、ｺﾄの次第を聞かされても、私には???でした。


その頃私は。。


自宅で友達からの電話を受けた後、家族に起こさないように頼んでから自室で爆睡。
その後も爆睡。夕ご飯で起こされるまで、呼吸してるかたまに確認されるくらいに、爆睡。
私は眠ると非常に呼吸が浅くなるらしく、気付くと鼻の下に手をかざされてたｺﾄもあります。
自宅から一歩も外には出ていません。

何だかよく分からんが、無駄に歩かせてごめんよ??

と、友達に釈明したところ。。

じゃあ。。あれ。。。なんだったの?!　となりました。
そりゃそうだわ。

私は見間違えたんじゃないのかと思いましたが、友達数人で間違いなく私だったと言うし、何度も現れたりいなくなったりしてたそうで。

そういや、ずっと無表情だったような。。



…生霊でも飛ばしてたか?!


その後しばらくの間は「生霊を飛ばす女」と言われてました。
高校生って怖いよね。。そんな覚えないのに。


私の自宅(実家)は学校の辺りからは車で10分程のところで、部活で帰りが毎日遅くなるｺﾄもあってバス通学にしていました。

当然車の免許もないので、ちょこっと行って帰って来るという訳にはいきません。
そもそもそんなめんどくさいｺﾄするはずもありませんが。

さすがにそんな出来事はあれ一度きりで、大人になって益々不思議な体験はなくなりました。

どこまでもピュアだった、思春期の頃のお話です。