少し前になるけど、観に行って来ました。
高校時代の恩師から情報をもらって、現地で待ち合わせて一緒に。
この映画はドキュメンタリーで、ストーリーもなければ音楽もない。
淡々と産婦人科医や大学教授、たいわ士と言われるセラピスト(?)や対象になる子供達の証言で映画の内容は進んでいく。
人はどこから来て、どこへ行くのか。
普遍的なテーマではある。
生まれる前の記憶を持った子供達。
前世の記憶まで持ってる子供達もいる。
申し合わせたように、生まれる時にはモニター画面のようなものを観ていて、そこに映る両親を選んで滑り台のようなトンネルを通ってその母親の胎内に宿ったという。
モニター画面の傍には大仏のような人がいた。
言わせてるんだろ。
で片付けるのは容易いが、それも野暮ってもんだ。
子供もいなければ、生まれる前とか前世の記憶なんぞ持ち合わせていない私には。。
そんな記憶を持ち合わせてはいないが、子供の頃に漠然と考えていたかも知れない。
この世界とは違う次元に別の世界があるような気がしていたというか。。
だから頭から否定はしない。
体が成長し大人になり、その経過の中では頭の中で考える事悩む事が必要に迫られてきた感もあって、幸か不幸か色んなことを考えて皆生活している。
そうしてこの歳になって、この映画を観て、感じたのは―。
生まれる前とか前世の記憶は、生まれてきて成長してきた時点で既に過去なんだということ。
自分がどうして生まれてきたのかは人それぞれだということ。
人に償う為に、人の役に立つ為に生まれてきたという子もいる。
前世での生を終える時には自殺したんだという子供達。
そんな人生もあったんだろう。
それを子供の時点で受け入れているその子達は幸いだと思う。
辛い人生が待っていても、既に受け入れている。
大事なのはそこなんだと思う。
受け入れていること。
自分はこの両親を選んだ訳じゃない。
好き好んで生まれてきた訳じゃない。
自分に二日酔いどころか数十年も酔い続けている人の言葉だ。
生きるのが辛いとか、要するにカッコつけてるだけだと思うが。
そう言っていれば、少なくとも誰かの同情は集められるとどこかで思っている。
自分が「不幸」であり続ければ、誰かに幸せにしてもらえるという企みをどこかに持っている。
分かるよ。
そんな風に感じる時だってある。
弱ってる時程何かにすがりたくなる時もある。
その子供達のようにそんな記憶があるなら受け入れやすいだろうけど、残念ながらそんな記憶があるのは少数派で、そんな記憶のない大抵の人達が一度は憂う。
どうして自分は生まれてきたんだ。
どうして人生うまくいかないんだ。
どうして幸せになれないんだ。
私だって傍から見れば、決して褒められた境遇にはいない。
ただ、昔読んだ本の意味が、いくつも経験を経て分かってきた。
受け入れる=自ら選ぶこと。=人生の責任を持つこと。
両親や兄弟姉妹や友達といった人間関係から既に持っているものまで、自分をとりまく全てを自ら選ぶこと。
この人達が自分の両親、自分の兄弟、姉妹、友達、これが自分の持ち物で、これが自分の能力。
そしてこれが自分の容姿で、自分の性格。
その全部をそれでいいんだと言って受け入れること。
インナーチャイルドを癒すっていうのは、要はそういうことなんだろう。
責任は後ろから追いかけられて取るものじゃない。
最初に持つのが責任。
前にもブログ記事のどこかにも書いたけど、その人生の責任は持った状態で生まれてくる。
それを嫌々持つのか、ただ持つのか、喜んで持つのかでその人生の在り方は決まる。
嫌々持つのが悪いとは言わない。
喜んで持てば良いとも言わない。
責任を持つのが嫌ならとことんまで開き直って放棄するのも
ただ淡々と適当に持っておいてみるのも
その全部の責任を自分で選んだ意識を持って前向きになってみるのも
自分が選ぶ。
そんな事を理解し始めた時、心の中にはかなりの余裕が出来た気がした。
そりゃ辛い時も苦しい時もあるけど、何かを見て感じて幸せだなとまで感じられたら、まぁいいや。。と思えればそれが一番いい。
それが何の根拠もない私の自信。
ただ何となく、いずれ全部が収まるところに収まって、うまく回り始めるだろう。。
ただ何となく、それを楽しみにしている。
大体のことは、何とかなるんだよ。
そのやり方に応じてなるようになるんだけどね。
映画を観に来ていた多くのお子さんを持つお母さん方は、ご自身の子供さんとの関わり方を見直すきっかけになったと口々に話していました。
私は子供がいないから、そういう感想にはならなかったけど―。
そう遠くなく、私のことも選んでおくれよ。
がっつり大事に育てるからさ。
この映画は、通常の映画館でのロードショーとは違うので、いつでもどこでも観られるという訳ではありません。
でも、その地域での自主上映会を促進する人達がいて全国を回っているようなので、機会があれば一度観てみることをお勧めします。
高校時代の恩師から情報をもらって、現地で待ち合わせて一緒に。
この映画はドキュメンタリーで、ストーリーもなければ音楽もない。
淡々と産婦人科医や大学教授、たいわ士と言われるセラピスト(?)や対象になる子供達の証言で映画の内容は進んでいく。
人はどこから来て、どこへ行くのか。
普遍的なテーマではある。
生まれる前の記憶を持った子供達。
前世の記憶まで持ってる子供達もいる。
申し合わせたように、生まれる時にはモニター画面のようなものを観ていて、そこに映る両親を選んで滑り台のようなトンネルを通ってその母親の胎内に宿ったという。
モニター画面の傍には大仏のような人がいた。
言わせてるんだろ。
で片付けるのは容易いが、それも野暮ってもんだ。
子供もいなければ、生まれる前とか前世の記憶なんぞ持ち合わせていない私には。。
そんな記憶を持ち合わせてはいないが、子供の頃に漠然と考えていたかも知れない。
この世界とは違う次元に別の世界があるような気がしていたというか。。
だから頭から否定はしない。
体が成長し大人になり、その経過の中では頭の中で考える事悩む事が必要に迫られてきた感もあって、幸か不幸か色んなことを考えて皆生活している。
そうしてこの歳になって、この映画を観て、感じたのは―。
生まれる前とか前世の記憶は、生まれてきて成長してきた時点で既に過去なんだということ。
自分がどうして生まれてきたのかは人それぞれだということ。
人に償う為に、人の役に立つ為に生まれてきたという子もいる。
前世での生を終える時には自殺したんだという子供達。
そんな人生もあったんだろう。
それを子供の時点で受け入れているその子達は幸いだと思う。
辛い人生が待っていても、既に受け入れている。
大事なのはそこなんだと思う。
受け入れていること。
自分はこの両親を選んだ訳じゃない。
好き好んで生まれてきた訳じゃない。
自分に二日酔いどころか数十年も酔い続けている人の言葉だ。
生きるのが辛いとか、要するにカッコつけてるだけだと思うが。
そう言っていれば、少なくとも誰かの同情は集められるとどこかで思っている。
自分が「不幸」であり続ければ、誰かに幸せにしてもらえるという企みをどこかに持っている。
分かるよ。
そんな風に感じる時だってある。
弱ってる時程何かにすがりたくなる時もある。
その子供達のようにそんな記憶があるなら受け入れやすいだろうけど、残念ながらそんな記憶があるのは少数派で、そんな記憶のない大抵の人達が一度は憂う。
どうして自分は生まれてきたんだ。
どうして人生うまくいかないんだ。
どうして幸せになれないんだ。
私だって傍から見れば、決して褒められた境遇にはいない。
ただ、昔読んだ本の意味が、いくつも経験を経て分かってきた。
受け入れる=自ら選ぶこと。=人生の責任を持つこと。
両親や兄弟姉妹や友達といった人間関係から既に持っているものまで、自分をとりまく全てを自ら選ぶこと。
この人達が自分の両親、自分の兄弟、姉妹、友達、これが自分の持ち物で、これが自分の能力。
そしてこれが自分の容姿で、自分の性格。
その全部をそれでいいんだと言って受け入れること。
インナーチャイルドを癒すっていうのは、要はそういうことなんだろう。
責任は後ろから追いかけられて取るものじゃない。
最初に持つのが責任。
前にもブログ記事のどこかにも書いたけど、その人生の責任は持った状態で生まれてくる。
それを嫌々持つのか、ただ持つのか、喜んで持つのかでその人生の在り方は決まる。
嫌々持つのが悪いとは言わない。
喜んで持てば良いとも言わない。
責任を持つのが嫌ならとことんまで開き直って放棄するのも
ただ淡々と適当に持っておいてみるのも
その全部の責任を自分で選んだ意識を持って前向きになってみるのも
自分が選ぶ。
そんな事を理解し始めた時、心の中にはかなりの余裕が出来た気がした。
そりゃ辛い時も苦しい時もあるけど、何かを見て感じて幸せだなとまで感じられたら、まぁいいや。。と思えればそれが一番いい。
それが何の根拠もない私の自信。
ただ何となく、いずれ全部が収まるところに収まって、うまく回り始めるだろう。。
ただ何となく、それを楽しみにしている。
大体のことは、何とかなるんだよ。
そのやり方に応じてなるようになるんだけどね。
映画を観に来ていた多くのお子さんを持つお母さん方は、ご自身の子供さんとの関わり方を見直すきっかけになったと口々に話していました。
私は子供がいないから、そういう感想にはならなかったけど―。
そう遠くなく、私のことも選んでおくれよ。
がっつり大事に育てるからさ。
この映画は、通常の映画館でのロードショーとは違うので、いつでもどこでも観られるという訳ではありません。
でも、その地域での自主上映会を促進する人達がいて全国を回っているようなので、機会があれば一度観てみることをお勧めします。
0 件のコメント:
コメントを投稿