書留が届くのを待ってるだけですが。
お友達のブログを巡回してたら、携帯に入電。
ん?
と思ったら、呉服屋さんでした。
キャア~。
ごめんなさいごめんなさい。。お支払ですよね?!
いやぁ、何と言いますか、年末に足を怪我しましてね?
いやぁ、なかなか伺えず。。
え?違う?
新年のご挨拶?お越しになるんですか?
で、迷子になっていらっしゃる。
ああ~、そこからでしたら二つ目の信号を右折してもらって。。
お越しになりました。
非常に寒いので、玄関先で挨拶もそこそこにコレ↓頂きました。
喪中なのは呉服屋さんもご存知ですが、これは会社としての礼儀なんでしょうね。
何だろコレ?
開けてみた。
わぉ。
右がシャンプー、左がトリートメント。
好いヤツっぽい。
あ、ありがとうございます。。
近日中に、最後のお支払いに伺います。。
って、やってる間にもポストマンが来ないので、更新続行。
また前振りが長くなりましたが、本題いきます。
先日、習っている先生のご自宅で初釜が行われました。
昨年はインフルエンザに罹って涙を飲んだ仕出し懐石初釜ですが、今年は足の怪我が治りきらず、正座が出来ないまま椅子に座らせて頂いての出席となりました。
画像は、初釜の準備のお手伝いの為に早めに行っていたので、始まる前に撮らせて頂いたものです。
始まっちゃうと携帯は持ち込めないからね。
まずはお床から。
お軸は「松樹千年翠」と書かれています。
「しょうじゅせんねんのみどり」と読みます。
これは禅語で、松の木の緑色が千年の長い年月を経ても尚風雪に耐え抜く様を読んでいます。
そして少しもその色を変えないという意味で、おめでたい席では「樹」の文字に「寿」を使う場合もあります。
このお軸は、表千家十三世家元の即中斎のお筆書きです。
左の大黒柱に掛かっているのは、紅白の椿と結び柳です。
1月のお茶室では結び柳を活けます。
んで、お軸の下に置いてある「神楽鈴」です。
これは神社の巫女さんが舞を踊る時に持っているものです。
金の窯敷きの上に置かれている香合。
窯の下に炭を熾す時に練り香を入れるのですが、香合はその香を入れるものです。
高取焼の金印。
見づらいですが上に乗っているのは今年の干支である巳、へびです。
へびさんを持ち上げると裏側に印が彫ってあります。
そこまで画像を撮れませんでした。。
道具畳に置かれているのは紹鴎棚(じょうおうだな)です。
右の引き戸に水指が入っています。
画像はありませんが、ねじ梅の水指です。
上に置かれている金色の長いものも香合です。
毎年初釜の時にだけこの香合を使います。
羽が掛けられていますが、この羽は炭手前の時に使います。
棚の中央に置かれているのは濃茶のお茶入れです。
中のお茶入れは信楽焼、お仕服は「弥左衛門間道(やざえもんかんどう)」です。
この柄好き。
入るだけの前景。
窯は海老環付の平丸窯です。
環付(窯を持ち上げる時に環というのを引っ掛けるのですが、その環を掛ける部分のコト)が海老の形をしています。
初釜の順は、大まかには以下のように進んでいきます。
初座
・ 迎え付け
客は露地の中門の前で待ちます。
亭主(ここでは先生)がつくばいを改めてから中門を開け、客を迎え入れる事をいいます。
客はつくばいで手と口を清めて席入り、お床や棚、窯を拝見します。
・ 初炭
客が席入りした後、亭主の挨拶があり、炭をつぐ(足す)事です。
この時に最後に香を入れます。香合は客が拝見します。
・ 懐石
お茶室が先生のお宅なので、仕出しの懐石料理を頂きます。
お酒の杯も振舞われ、お椀も付きます。
食事が済むと海のもの(カラスミ)と山のもの(ユリ根と黒豆)が給仕の方から配られます。
お酒(車で来てる人、ホントに全く飲めない私のような人の為に、サイダーで代用です)が振舞われます。
これが複雑なんだな。。
・ 主菓子
全員一通り一献すると、主菓子が出ます。
「縁高」という五段重ねのお重に盛られます。
主菓子を頂くと、客は一旦お茶室を出ます。
これを「中立ち」といいます。
後座
亭主がお茶の準備を整えると、喚鐘を鳴らして客に知らせます。
喚鐘を聞くと、客は再びお茶室に入ります。
広いお座敷だと銅鑼を鳴らすそうです。
ここからが初釜の本番です。
・ 濃茶
亭主が人数分のお濃茶を点ててくださいます。
五人分ずつ、金銀二つのお茶碗で頂きます。
・ 数茶の式
茶事七事式の一つ。
折据という札を入れる折り畳みの箱に人数分の札が入れられています。
札は二種類。
人数分の絵札は二組ずつあって、絵柄の裏に一つは「客」、一つは「一」と書かれています。
客は折据を正客から順に回して、中にある「客」の札を取ります。
おつめ役の人が折据の中から「一」の札を一つずつ出して絵札を発表。
その絵札を持っている客が薄茶を頂きます。
折据と札の準備は私がしたんだよ~( ̄ー+ ̄)というお手伝いしたアピール。
喚鐘を聞くと、客は再びお茶室に入ります。
広いお座敷だと銅鑼を鳴らすそうです。
ここからが初釜の本番です。
・ 濃茶
亭主が人数分のお濃茶を点ててくださいます。
五人分ずつ、金銀二つのお茶碗で頂きます。
・ 数茶の式
茶事七事式の一つ。
折据という札を入れる折り畳みの箱に人数分の札が入れられています。
札は二種類。
人数分の絵札は二組ずつあって、絵柄の裏に一つは「客」、一つは「一」と書かれています。
客は折据を正客から順に回して、中にある「客」の札を取ります。
おつめ役の人が折据の中から「一」の札を一つずつ出して絵札を発表。
その絵札を持っている客が薄茶を頂きます。
折据と札の準備は私がしたんだよ~( ̄ー+ ̄)というお手伝いしたアピール。
初釜はここまでなのですが、先生は毎年最後にくじを用意してくださいます。
「松」「竹」「梅」が当たりです。
私は。。「梅」!!
すみません。。
いや。。実は。。
私が今の先生にお世話になって、昨年を除いては四回目の初釜です。
昨年は前述の通り、インフルで出席出来ず。。
それ以外の初釜では、毎回何かしら当たって何かしら頂いているんです。
他の方に。。とも思いましたが、それも気まずいので素直に頂戴しました。
楽器の琵琶の形の香合です。
香合持ってなかったし、嬉しい。。
玄関に窯敷きの上に置いて、飾ります。
毎年とても楽しみにしている初釜です。
何といっても。。食意地がはちきれんばかりの私は、仕出し懐石が嬉しい。
着物で力いっぱい帯を締めてようが関係なく基本完食です。
カラスミもこのタイミングくらいしか食べる機会ないし。
主菓子を頂いた後のお濃茶はホントに美味しい。
お茶を習ってて良かったなぁと思う一日です。
お茶会も楽しいけどね。
そんな訳で、初釜の画像と説明でした。
さっきやっとポストマンが来た。。おせーよ。
また画像が色々溜まってきたので、次くらい??分かんないけどupします。
非常にくだらないのばっかりだけど。。
茶の湯の世界の一端を垣間見ることができて、感激です*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
返信削除華道や香道、書道などあらゆる日本の文化が、お茶会と言う場に集約されているなぁ…と感じました☆
単にお茶をたてたり、頂いたりするだけでなく、インテリア(?)などにも意識を向けたりするので、感受性が磨かれますね。
そうなんです。
削除茶道は総合伝統芸術だそうです。
でも少しずつなので、それぞれをしっかり学ぼうと思ってしまうとかなり厳しいのも然りでありまして。。
お茶の先生は、華道の教授資格もお持ちです。
私がもし次に何か習うとしたら、書道かなぁ。。
インテリアの感覚は養われますよ☆
好みが変わります。Simple is bestになりました。。