2013年1月26日土曜日

鬼押出し in Iceland

今日は午前中に呉服屋さんへ行ってきました。


ええ、お支払いです。



着物も帯も頂きものが多くて、多少苦し紛れに合わせてる感が拭いきれない状態が続いていました。
仕立てる時は「この着物(帯)はこの帯(着物)に合わせよう」と思うのですが、そんなにたくさん仕立てられないので、お茶会用にも帯が若干不足していたのでした。。

という前置きありきで、今日の呉服屋さんでは帯をお願いしてきました。



河合美術織物と言えば着物好きな人はお分かりになるかもしれませんが、小粋な古典柄で意匠番号が二桁!!の帯が、B反で破格で出てました。

二重太鼓に締めたら外に出ない部分にちょこっと汚れがあります。
もちろんそんなの気にしません。


9割以上引き。



これで一気に帯の心配がなくなりました。


あ~毎年何かしら買ってんなぁ。。orz




一旦自宅に戻り、午後は出掛ける用事があったので準備してたら、なんかおかしい。

あれ。。体がふらふらするぞ。。。?




熱がありました。
インフルとかだとシャレにならないんで、急遽病院へ。

幸い軽い風邪でした。


仕方がないので今日の予定はすべてキャンセルさせてもらって、ついさっきまで爆睡。
起きてご飯食べて薬飲んだらかなり楽にはなりました。



それくらい↑しかネタがないので、今回はまた何年か前の画像を載せてみます。


アイスランドです。

これまた何年か前に火山の噴火でヨーロッパ中が大変なコトになってたアイスランド。
この旅行で仲良くなったホテルのおばちゃんに電話してみたら、「レイキャビクは何ともないのよ~。火山灰も殆ど降ってないし。。他の国にばっかり迷惑になっちゃったわねぇ」とのコト。
ホントはオーロラを見に行ったのですが、太陽活動が一番弱まってた時だったので、オーロラは見えませんでした。

でも、星はとってもきれい。
天の川とか人工衛星まで見えるくらい澄んだ夜空を見上げました。


色々神秘の場所でもありますが、同じく火山帯に暮らす日本人には馴染みやすい国です。


んとね、水道からミネラルウォーターが出てくる。
水がとにかく美味しい!!
温泉もある!!

そして何より国土の大半が、浅間のいたずらくらいじゃどうにもならない感じの壮大過ぎる鬼押出しの広がる世界。
by 上毛かるた


↓↓↓↓↓ココカラ
空港を一歩出ればこんな感じ。アレ↑空港。
一歩じゃないとかいうツッコミは受け付けない。



こんな景色が延々と続き…。



やっと見えてきた建物。



やっと見えてきた町。



レイキャビクの教会。




ステンドグラス。




一夜明けて。。





ホテルの前の海。




オプションツアーに行く道中もずっと鬼押出し。




湿地も結構多い。




お土産物屋さんにこんなのがいた。




やっぱり湿地。




ん?



んん?




ブルーラグーンという天然温泉。
白濁してるのは、石灰質だから。
お肌にいいんだって。
実はこの日、オノ・ヨーコさんがいました。
さすがにカメラを向けるのは憚られましたが。。




温泉入ったら、まずは飯だろ。
一皿JPY4000くらいorz
嘘だろ~?!と思ったけど、物価が高いのがこの国の悩みなんだとか。



でも魚は旨い。





更に鬼押出しを移動。




噴火の後の水溜り。
要するに湯釜みたいなものらしい。




見た通りの川。なんだけど。。




水の量がハンパない。





右側に川沿いを歩く人の大きさを見ると、この川の大きさを分かってもらえるかと。
ただね、この川がこんなに大きくなっちゃったのは、温暖化のせいらしいよ。




むむっ。



むむむっ。



んしょっ。



間欠泉っ!!




ね、鬼押出しでしょ。
あっちの方までずぅ~っと鬼押出し。



ここは、地殻が生まれてくる場所だそうです。
ここから地球の地面が生まれて、沈んでいくのはどこだと思う?
日本海溝です。
今ここにある地殻は、いずれ日本の太平洋側の海の底にあるプレートに沈んでいくんだと思うと不思議。
お陰で地震が多いんだけど。。
日本が「極東」なんて言われる所以はその辺りにもあるようです。




溜まってる水の中にキラキラしてるのは、お賽銭です。
よく見るとユーロやセントもあったから、水溜りを見るとお賽銭投げたくなるのはどうやら万国共通らしい。
私はせっかくなので、日本円で投げ込んできました。



溶岩が流れて固まったトコ。





行ったのは2月です。
思ってたより寒くなかった。
夜は氷点下になるけど、昼間は10℃くらいあったよ。
地熱があるから、アラスカやカナダよりは温かいんだって。
アラスカとかカナダでオーロラが見える場所って-40℃とか-50℃とか言うでしょ。
この時は日本の冬の支度でOKでした。


オーロラは見られなかったけど、壮大で雄大でちょっと繊細で、厳しさも併せ持つ鬼押出し自然を感じられた旅でした。






≪参考≫
アイスランドへは、日本からの直行便は残念ながらありません。
ヨーロッパのどこかの国を経由してアイスランド航空に乗り換えます。

色々オプションツアーもあるようですが、上記の画像はゴールデンサークル一日ツアーです。
ホントはオーロラハントも予約してたんだけど、直前にオーロラが見えるかどうか予報があって、見えないと分かればツアーそのものが中止になります。
その場合のツアー費用はありません。

順番が多少前後していますが、ブルーラグーンは上記ツアーには入っていません。
ブルーラグーンはレイキャビクの町からちょっと離れているので、「Northern Light Inn」というホテルが近くておススメです。
旅の最後に温泉で疲れを癒すのもまた一興。。
運が良ければこのホテルからもオーロラが見えるし、リピーターには名物的なホテルみたいです。
看板犬のゴールデンレトリバーくんがお出迎えしてくれます。



アイスランドの人達は人懐こい人が多かったように思います。
平均して一人五ヵ国語くらい操れるらしい。
すごいねぇ。。






2 件のコメント:

  1. アイスランドも火山国ですよね。
    私も他の北欧諸国と併せて、一度は行こうと計画立てたんですが、あまりにも物価が高くて断念してしまいました。
    なので、こうして写真が見れてとても嬉しいです☆

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    1. アイスランドもどっぷり火山国です。
      国中が鬼押出しです(←しつこい)

      北欧は物価が高いですよね。
      アイスランドでもちょっとコンビニ(あるんです)で買い物したら、びっくりするくらい高かったです。

      ドイツから行ったので、日本からの10時間ちょっとのフライトなしだからまだ楽ではありましたが、これが日本からか~と思うと結構萎えるかも知れません。。

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