2013年5月12日日曜日

前橋市民芸術文化祭 茶道部門大茶会

五月。

着物の季節は袷から単衣に移り、今日も朝から着付けしてお茶会に行って来ました。



いやぁ、如何せん暑い。
昨日の雨模様から一転、天気がいいのはいいんだけど、ひたすら暑かったです。

こうなったら袷だろうが単衣だろうがあんまり関係ない気がする。。



とか言っちゃうと風流もへったくれもなくなっちゃうね。





今日のお茶会は、前橋市民芸術文化祭の茶道部門大茶会。


場所は前橋の県庁やグリーンドームから程近い臨江閣です。




臨江閣は建物の雰囲気がとっても良くて好き。
かなり古い歴史的建造物です。

明治時代のレトロな木造二階建て。



臨江閣は近代和風の木造建築で、全体は本館・別館・茶室から成り、本館と茶室は県指定、別館は市指定の重要文化財となっています。
 本館は明治17年9月、当時の群馬県令・揖取素彦(かとり もとひこ)や市内の有志らの協力と募金により迎賓館として建てられました。
 別館は明治43年一府十四県連合共進会の貴賓館として建てられた書院風建築です。また茶室はわびに徹した草庵茶室で、京都の宮大工今井源兵衛によって本館より2カ月遅れて明治17年11月に完成しました。
by 前橋市HP(下記画像も)




内部はこんな感じ。
襖を外してぶち抜きの一間にしてお濃茶席に使ってたのがここだったと思います。

このお座敷に照明がアレ↑
近代和風って感じでしょ。
お庭も藤棚があったり池があったり、純日本庭園に囲まれています。




今日のメインはお煎茶。
表千家の先生もされてお煎茶でも先生をされている方が、お煎茶でお点前をするというコトで社中の皆さんで見に行ったという前振りです。
日頃お抹茶のお点前は拝見していましたが、お煎茶のお点前を見られる機会はなかなかないので横断幕を持って応援に。。



お煎茶はお道具も違うので、出来れば画像を撮ってきたかったのですが、あまり慣れない中でヘタレな私はまた撮れずに帰ってきましたorz


でも、いつも素敵なお着物でお抹茶とは違うお点前をするその先生が淹れてくださった玉露はとっても甘くて美味しかったです。






次に入ったのは、表千家。


お掛け物は「清風動修竹」。
「せいふうたけをうごかす」だったかな。
お筆書きは。。而妙斎って言ってた??
このお花押。。見たコトあるんだけど。。





お花は牡丹です。
今日の為に丹精して、蕾のまま保ったんだとか。
牡丹の蕾ってこんなに丸かったのね。。





お道具は撮れませんでしたorz
でも、頑張ったの。




ここで。。
三席入れるんだけど、何故か最初の一枚目のお茶券を出した後、もう二枚のお茶券が行方不明に。。
色々探しても見つからなくて、着物の、あんまり手を突っ込むと崩れる辺りに入り込んだか??と思い、ご一緒した他の先生が一枚お茶券をくださったので、それで表千家に入れて頂きました。

着物を脱いだら出てくるだろうと思っていたら、出てこなかった。。
落としたら気付くと思うんだけどなぁ。。どこ行ったんだろう??




ただ今回のお茶会は、同じ社中の皆さん以外のいつもお見掛けする人達に全く会わない、若干不思議な感じのするお茶会でした。


通常の駐車場がいっぱいで隣の駐車場に置くくらいの混雑だったので、さぞ混んでるだろうと臨江閣の中に入ってみると、そうでもない。
で、誰にも会わない。


そんなに広い世界じゃないから、流派に関わらず毎回見掛けるなぁって人が多いのですが、今回はそういう皆さんを一人も見掛けなかったのが何だか不思議って話しながらのお茶会でした。

私達はお煎茶の先生もされてる方がいらっしゃるからたまたま。。だったのかも知れませんが。




それにしてもホントに誰にも会わなかったなぁ。
泰山さん(←ちょいちょい小物を買いに行くお道具屋さん)も来てなかったみたいだし。。


お茶会でご挨拶するだけみたいな感じの方も結構いらっしゃるので、それはそれで残念でした。








これでこの春のお茶会シーズンはひと段落です。次は秋。
一年てあっという間だなぁ。。








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